不登校は勝ち組になれる環境!将来やりたいことの見つけ方。
- 1、はじめに
- <理由のない憂鬱>
- 2、進路なんてこんな選び方で良い
- <私の大学選び>
- <大人達は貴方の将来を考えていない>
- 3、仕事と結びつけないこと
- <”やりたいこと”は仕事じゃない!>
- <憧れは”やりたいこと”ではない>
- 4、好きなことをやる
- <好きなこと>
- <好きなことをする時間を作る>
- 5、必ず行動を伴うこと
- <やりたいこと選びは楽をすることではない>
- <行動・努力が伴って意味をなす>
- <好きを仕事に出来ている人>
- 6、仕事にならなくても良い
- <「好きを仕事に!」は理想なだけ>
- <好きが仕事にならなくても意味がある>
- <収入だけが生きるための財産ではない>
- <好きから生まれるスキル>
- <何もないところから将来を考えるのはフライング>
- 7、イジメ等で学校に行きたくない貴方へ
- <まずは規則正しく起きる>
- <不登校はチャンス!>
- <学校の勉強なんて独学でどうとでもなる>
- <単なる作業の授業に意味はない>
- <努力の形は人それぞれ>
- <とにかくまずは行動あるのみ>
- <今置かれている環境を活かす>
- <私の場合>
- 8、最後に
- 【記事の紹介・拡散について】
1、はじめに
「将来やりたいことがない」
「将来やりたいことが見つからない」
このように考えている人は10歳代、20歳代にだって沢山いると思います。
そこで、貴方の将来、やりたいことがないことについて、手助けをさせていただければと思います。
<理由のない憂鬱>
なお、夏休みが終わる時8月31日に、理由もなく体がだるいとか、理由もなく気持ちが憂鬱になるとかの現象はいわゆるブルーマンデー現象の一種です。
私くらいの世代だと【サザエさん症候群】なんて呼び方の方が馴染みがあります。
日曜日の夕方、サザエさんが放送されている時間帯、月曜日に向けて、理由もなく憂鬱な気持ちに襲われる現象ですね。
この原因は、普段学校や会社に勤めている時と
【起床時間が違う生活をしているから】
と言われます。
そのため休日でも、起床時間を学校に通っている時、会社に通勤する時と同じ時間にして生活をしていると、理由のないだるさや憂鬱はほぼなくなります。
イジメや人間不信等、理由があって憂鬱な場合については、終盤に書いていますので、長いですが是非最後までお付き合い下さい。
2、進路なんてこんな選び方で良い
少し話がそれましたね。
<私の大学選び>
夏休みが終わると中・高3年生は進路を否応なしにも決めなければなりません。
「やりたいことがないのに選べないよ」
ごもっともな意見です。
私もそうでした。
私の場合は
「将来やりたいことを見つけるために大学へ行く!」
として、どの道に行くにしても有る程度汎用性が高いイメージのある商経学部にしました。
今思うと
「その選択は間違っていなかった」
とハッキリと自信を持って言えます。
<大人達は貴方の将来を考えていない>
「やりたいことがないなら大学へ行く意味はない」
「やりたいことがないなら偏差値が高い大学へ」
大人達はこんな事を言ってきます。
その経験で大人になった今の私から言わせれば、そんな大人達の言い分なんて
「クソ喰らえ」
です。
貴方本人のことなんて何も考えていません。
貴方の将来への不安や焦りに付け込んで、大人本人の価値観を押しつけているだけです。
身近な大人の言っていることに少しでも違和感があるなら従うべきではありません。
3、仕事と結びつけないこと
<”やりたいこと”は仕事じゃない!>
貴方の周囲の大人や貴方自身も、将来やりたいことを考えるときに
「将来やりたい仕事」
と言う風に、
【やりたいこと=仕事】
で考えていませんか?
ハッキリ言ってそれではやりたいことは見つかりません。
見つかったとしても、その職業について無知な状態の単なる憧れだけの気持ちです。
<憧れは”やりたいこと”ではない>
本質的な知識が何もない状態での、その憧れに根拠はありません。
根拠のない憧れだけで、その道を目指し始めるのはハッキリ言って不幸です。
往々として就職後に
「理想と現実は全然違った」
とすぐに辞めるのがオチです。
警察官なんてその典型的な職業ですので、実際にそのような人達を沢山身近で見てきています。
是非覚えておいて下さい。
貴方が将来やりたいことを考える場合、
「仕事に結びつけて考える必要はありません」
大人達は仕事に結びつけて
「将来何をやりたいんだ?」
と聞いてきますが、適当にあしらって良いと思います。
仕事に結びつけたその質問をする人は、貴方の将来のことを真剣に考えていませんからね。
4、好きなことをやる
<好きなこと>
過去記事の
でも言いましたが、好きなことをやって下さい。
ゲームでも、映画鑑賞でも、旅行でも、歌うことでも、スポーツでも、友達と遊ぶことでも何でも良いと思います。
全力で没頭できるくらい好きなことなら、全力でやりましょう。
やりたいことを仕事と結びつけて考えていると、この好きなことを全力でやるこに後ろめたさを感じてしまいます。
好きなことを全力でやるのは将来やりたいことのためになり得ます。
それを頭の中で仕事と結びつけていることを理由にブレーキを掛けてしまうのは、とてももったいないことです。
<好きなことをする時間を作る>
とは言え好きなことを全力でやるためには、それをやるための時間が必要でしょうから、受験生はキチンとした時間を作ることをまずは考えましょう。
私はその時間を大学進学と言う形で得て、やりたいことを見つけることが出来ました。
5、必ず行動を伴うこと
<やりたいこと選びは楽をすることではない>
好きなことをやると将来のためになると言いました。
しかし、注意点もあります。
それは
【必ず行動すること】
です。
「他のことをやりたくないから、楽なことだけしてよう」
と言うような怠惰な考えでは何も生まれません。
それは好きなことをしているのではなく、消去法で楽なことをしている怠けです。
好きなことを【全力】でやって下さい。
「怠けて良い」
なんて言っていません。
<行動・努力が伴って意味をなす>
そこに何かしら行動が伴って、始めて将来のためになるんです。
ゲームの腕が上がれば今はプロもあります。
腕がなくても長時間遊べるならテストプレイヤーだってあります。
旅行なら、詳しいだけで旅行会社やガイドだってあります。
映画鑑賞だって、映画館職員や製作会社、ライター等もあります。
友達と遊ぶことだって、遊び場を集約してサイト運営をしているような会社もあります。
好きなことをしているだけでその部分でのスキルや知識はプロ並に、かなり身につきます。
すると、一端排除していた
【将来やりたいこと=仕事】
は勝手に形成されているものなんですね。
<好きを仕事に出来ている人>
そのため、好きを仕事に出来ている人の多くは
「気付いたら自然の流れで、この仕事をしていました」
なんて言うんですね。
好きなことを全力でやっていたら、仕事に直結するような高いスキルや知識が勝手に身についていたからですね。
だから、スキルや知識もない今の状態で、わざわざ最初からやりたいことと仕事を結びつけて考える必要はないんですね。
むしろ無知で、スキルもない今の状態でそれを考えるのは無謀だとさえ思います。
私から言わせれば
「努力もしないで何勝手なことを言ってるんだ」
と言う話です。
6、仕事にならなくても良い
<「好きを仕事に!」は理想なだけ>
「好きなことと仕事を結びつけなくても良いと言ったのに、結局最終的には結びつけてるじゃん」
と思うかもしれません。
はい、それが理想的な形だからです。
その形こそが好きを仕事にする自然な流れで、好きなことの全力努力の延長でその仕事に入れます。
だから
「理想と現実が違った」
となりません。
しかし、私は理想の形にならなくても良いと思っています。
つまり、好きなことは好きなこととして、仕事にならなくても意味はあるんです。
<好きが仕事にならなくても意味がある>
ゲームでも、映画でも、旅行でも、友達と遊んでも、それらで身に付けたスキルや知識は活かせるんです。
その場合は
「活かしたい」
との思考は必要になってきますが。
このご時世、ブログやNOTE、スキルや知識を売るスキルマッチング業等々があります。
それだけで本業にするのは難しいですが、副業や不労収益の資産になり得ます。
<収入だけが生きるための財産ではない>
それに、多くの人に自分の努力を見てもらえるのは嬉しいものです。
人生において嬉しいと感じる時間や場所はとても有意義です。
そのような時間や場所を一ヶ所でも設けることが出来たら、とても気持ちが潤います。
夏休みが終わる前の今の時期に感じているような憂鬱な気持ちなんて吹き飛ぶことさえあります。
それはお金や労働と言う形とはまた違った財産です。
<好きから生まれるスキル>
そのような好きなスキルや知識を他者に伝えるためには、伝えるスキルを身に付ける必要があります。
その時にそのスキルがないと、もどかしく感じます。
そのため、そこから伝えるスキルを身に付けようと努力をしますよね。
そうやって好きを根幹に備えて、様々なスキルや知識を身に付けていけるんです。
文章を作製するライティング技術や他者を指導する指導技術ですね。
その技術はその好きなことと全く関係ない職場でも役に立つスキルです。
報告書や後輩指導等々ですね。
これは好きを全力で行い、行動が伴った結果辿りつくモノです。
<何もないところから将来を考えるのはフライング>
最初から
【将来やりたいこと=仕事】
で考えたまま、行動も伴わないでいると絶対に辿りつかない部分です。
そのため好きなことを全力でやり、行動が伴うと、それ自体が仕事に直結しなくても必ず役に立つような部分に辿りつくんです。
いきなり
「将来やりたいこと=仕事」
ではフライングしすぎなんです。
思い付くはずがないんです。
フライングなんてズルをしようとせず、一歩一歩確実に進みましょう。
7、イジメ等で学校に行きたくない貴方へ
<まずは規則正しく起きる>
サザエさん症候群の貴方も、イジメ等で学校に行きたくない貴方も、休日は学校に通っていた時と同じ時間に起きるように生活を戻しましょう。
まずはそこからです。
<不登校はチャンス!>
そして、イジメだか、人間不信だか、理由はともかく、学校に行きたくない理由があって憂鬱な場合は、学校に行かないで好きなことを全力でしましょう。
私から言わせればそれはチャンスです。
学校に行かない正当な理由があって、好きなことに全力を向けられるんですから。
これほどのチャンスはそうそうありませんよ。
貴方は他の同世代から遅れを取るのではなく、先を行く時間的チャンスを得たんです。
好きなことを全力で行い、行動を伴わせて下さい。
今こそそれをやるチャンスです!
<学校の勉強なんて独学でどうとでもなる>
好きなことを突き詰めて行ったら
「その結果進学したい」
等あるかもしれません。
進学となると学校で教わる教科の勉強は必要になります。
しかし、それも大丈夫です。
貴方は決して負け組ではありません。
進学出来得ます。
その理由は、キチンとした勉強の方法さえ知っていれば中学や高校の授業なんて教わる必要は有りません。
独学でどうとでもなる程度の勉強だからです。
嘘だと思うなら、高校の授業よりももっと難しい試験のための勉強方法を試してみて下さい。
<単なる作業の授業に意味はない>
学校のような受け身の授業、ましてや勉強方法を知らずに、先生の言う通りに宿題や課題をこなしているだけなんてそれは勉強ではありません。
単なる作業です。
勉強が作業になってしまっている生徒では、好きなことから必要になって自主的に勉強をする独学者には到底敵いません。
学校に行かずに、独学で必要になって、もっと難しい試験の勉強方法まで知っている貴方は他の同世代より先に行ける土台を得ています。
あとは、努力次第です。
貴方は先を行ける環境にはあるんです。
その貴重な環境を無駄にするか、有効に活用するかは貴方次第です。
<努力の形は人それぞれ>
先述したように、行動を伴えばドンドン将来のためになります。
私は怠けろと言っているわけではないので、そこには努力は必要です。
ただ、他の同世代の人達と同じ努力の必要はなく、貴方に合った全力の努力をすれば良いんです。
そして、その土台は貴方の方が優位に立っているんです。
学校に行けないことを後ろめたく感じる必要は有りません。
貴方は同級生よりも一歩先に進むチャンスを得ているんですから。
もし、あなたが部屋からも出たくないなら、部屋の中で努力すれば良いんです。
それが貴方に合った努力の形です。
<とにかくまずは行動あるのみ>
「このままじゃダメだ」
「自分なんて生きているだけ邪魔な存在だ」
「自分の人生詰んだ」
等と考えるくらいなら、何でも良いのでまずは部屋の中で出来ることでも行動あるのみです。
考えているだけでは何も生まれません。
「自分はここにいるよ」
と言うのを発信するだけでも良いじゃないですか。
実際にNOTEで交流やコメントがなくても、私はスキや拡散をしてもらえるだけでとても嬉しいですよ。
それは貴方の行動が生み出したモノです。
貴方と言う存在のお陰ですね。
それだけの行動でも何か生み出すんです。
それだけで他人の喜びを生み出す事も出来るんです。
考えているだけではそれは生まれません。
<今置かれている環境を活かす>
もしSNS等で発信をするなら、文章を書く必要があります。
それなら文章を書く練習をすれば良いじゃないですか。
それは行動です。
妄想好きなら、その妄想を文章に起こしましょう。
それはゲームや小説等の設定として意味のあるモノです。
商品になり得ます。
それを上手に文章に出来ないなら、文章を学びましょう。
どうしても文章がダメなら絵にしましょう。
それなら絵の練習です。
絵もダメなら、写真や動画です。
そのためには写真撮影や動画編集のスキル。
自分が映るなら、演技も必要かもしれません。
今の辛い状況。
それを書きなぐって保管しておくのも行動です。
その書きなぐりは多くの人のためになり得る資料です。
貴方の辛い心境の中で書きなぐったノートや紙は、大勢の人のためになるとても重要な資料なんです。
是非今の感情に任せて書きなぐって下さい。
それも行動です。
しかも、今しかできない貴重なモノです。
こう言ったことで良いんです。
他の人達や世間の感覚に合わせる必要はありません。
<私の場合>
私も大人になってから、食糧を買う以外は一切部屋から出ずに1年間部屋で勉強していたこともあります。
会話もお店のレジでの
店員:「袋はお付けしますか?」
私:「はい、お願いします」
くらいなモノが主でした。
今周囲の人にこの話をすると
「それは会話とは言わない」
とキッパリ切り捨てられますが。
こんな経験でも、雑談の鉄板ネタになりますよね。
もちろん、その時は仕事もしていませんでした。
8、最後に
このような生活は世間の大人達から言わせれば
「落ちこぼれ。負け組」
と思われるかもしれません。
しかし、それが私に合った努力の方法だから後悔もしていません。
努力さえしていれば、行動さえしていれば、人生どうにかなります。
貴方の将来を本気で考えてくれていない大人達の価値観で
「落ちこぼれ。負け組」
と言われるような私程度でも、
◎、そこそこ大規模な県警の業績1位を2年連続取ったり
◎、県警本部の中でも極一握りしかなれない部署に抜擢されたり
◎、合格率10%以下の法律家の知識を持った福祉職員になったり
まぁ何とか生きています。
何を持って勝ち組で、何を持って負け組なのか知りませんが、そんな価値観でしか物事を見れないのはとても可哀想だと思います。
好きなことを仕事に出来ている人こそ幸せ者だと思います。
他人の生き方や職業を勝ち・負けで見て優劣を付けるよりも、
「本人が幸せと感じているか?不幸と感じているか?」
の方が遥かに重要だと私は思います。
まぁ、そんなに思い詰めて人生を考えず、”生きましょう!”
【記事の紹介・拡散について】
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