元警察本部警察官が教えます!

元警察本部警察官の管理人が警察についてあれこれ書いています。他にも法律、裁判、福祉等についても少々!

身長制限なしの都道府県警察一覧

f:id:chakufuta:20190510101757p:plain

 

1、警察官採用試験での身長制限について

「警察官になりたいけれど、身長制限を満たしていない」

 このように悩んで警察官になることを諦めている人も大勢いるようです。

 

 しかし、それを理由に夢を諦めるのは早計です。

 身長制限はあくまでも目安です。

 そのため、身長制限が設定されている都道府県警察で基準を満たしていなくても合格し得ます。

 

 警察もその実は目安なのですから

【目安】

と記載すれば良いものを

【基準】【制限】

と表記するから不親切なんですよね。

 

 その主な目的は

【犯人と交戦することもある職業のため】

のようです。

 

 

2、身長制限撤廃の動きの理由

 昨今警察官採用試験では、そもそも身長制限を撤廃する動きが活発になっています。

 

 警察が発表している表向きの主な理由は、

【サイバー犯罪等、直接犯人と交戦するとも限らない部分での人材の多様性が必要になっているから】

のようです。

 

 つまり、ザックリ言うと

「優秀な人物を確保する上で、身長や体重を理由に排除するのはもったいない!」

と言うことですね。

 

 表向きとしましたが、別に裏があると言うわけではありません。

 もう一つの理由は私個人的な邪推も入っています。

 そのもう一つの理由は、

【そもそも身長制限を設けること自体、違憲の可能性があるから】

です。

 

【憲法14条】 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

 

 要は、人は誰でも差別されたり、不具合を生じさせられるべきではないと言うことですね。

 

 この解釈の中で、

「身長・体重等の体格による差別もダメだよね!」

と言う見解が憲法学者の中でも広がりつつあるようです。

 

 つまり、

「警察官採用時の身長制限の制度って違憲じゃない?」

と言うことですね。

 

 まだ広がりを見せている見解と言うだけで、身長制限を設けているからと言って即違憲とはなりませんが、止められない流れかと思います。

 

 

3、身長制限を排除した都道府県警一覧

「細かいことはどうでもいいから、早く身長制限がない県警を教えて」

との声が聞こえてきそうなので、では一覧を書いていきます。

 

 なお、全部の都道府県を各個調べたわけではないので、抜け等は有るかと思います。

 更に、各個調べた県警でも、具体的に身長基準を記載していない県警も排除したモノとして判断しています。

(基準が書かれていないだけで体格測定は実施しています)

 

 そのため確実な情報の保証はできません。

 最終的には自身が受験したい都道府県警察のサイトで確実に確認して下さい。

 貴方の人生ですからね。

 

※ 近年廃止予定も含む

 

◎ 長野県警察官採用試験

◎ 京都府警察官採用試験

◎ 滋賀県警察官採用試験

◎ 奈良県警察官採用試験

◎ 島根県警察官採用試験

◎ 徳島県警察官採用試験

◎ 愛媛県警察官採用試験

◎ 佐賀県警察官採用試験

◎ 熊本県警察官採用試験

◎ 大分県警察官採用試験

◎ 鹿児島県警察官採用試験

◎ 香川県警察官採用試験

◎ 新潟県警察官採用試験

◎ 鳥取県警察官採用試験

◎ 青森県警察官採用試験

◎ 宮崎県警察官採用試験

◎ 高知県警警察官採用試験

◎ 兵庫警察官採用試験

◎ 山口県警察官採用試験

◎ 三重県警察官採用試験

 

 

4、最後に

 もう一度言っておきますが、身長に基準を設けていても、それは目安なので、満たしていないからと言って即落とされると言うものではありません。

 

 どうしても就職したい県警には身長基準が設けられているとしても、それだけを理由に諦めない方が良いと思います。

 実際に基準を超えていないで警察官になっている人は知り合いにいますので。

 

 もちろん身長基準を満たしていない分だけ不利になるとか、厳しい審査をされる等もありません。

 それこそ憲法14条違反の違憲なモノになってしまいます。

 

 そんな部分で悩み、一番重要な警察官になるための努力に向ける時間や労力、やる気が削られてしまうのはとても残念なことです。

 

 警察官になれるよう、努力をして下さい。

 

 これで落ちても

「身長が足りなかったから落とされた」

等の言い訳はできなくなります。

 合否は貴方の努力次第です。

 

 

 もし今まで身長体重の基準を気にし過ぎていて、まだ採用試験の対策・勉強をしておらず、今からです!

 と言うことで、警察官採用試験対策も何をして良いのか分からない場合はこちらも併せてどうぞ。

【一日2時間、一ヶ月だけの勉強で警察官採用試験に合格した方法】

 頑張って下さい。

 

 

【記事の紹介・拡散について】

 友人やネットの掲示板等に記事を紹介してくれる方がいらっしゃるようです。

 本記事は無断でも紹介可な記事です。

 

 

1、警察官採用試験での身長制限について

「警察官になりたいけれど、身長制限を満たしていない」

 このように悩んで警察官になることを諦めている人も大勢いるようです。

 

 しかし、それを理由に夢を諦めるのは早計です。

 身長制限はあくまでも目安です。

 そのため、身長制限が設定されている都道府県警察で基準を満たしていなくても合格し得ます。

 

 警察もその実は目安なのですから

【目安】

と記載すれば良いものを

【基準】【制限】

と表記するから不親切なんですよね。

 

 その主な目的は

【犯人と交戦することもある職業のため】

のようです。

 

 

2、身長制限撤廃の動きの理由

 昨今警察官採用試験では、そもそも身長制限を撤廃する動きが活発になっています。

 

 警察が発表している表向きの主な理由は、

【サイバー犯罪等、直接犯人と交戦するとも限らない部分での人材の多様性が必要になっているから】

のようです。

 

 つまり、ザックリ言うと

「優秀な人物を確保する上で、身長や体重を理由に排除するのはもったいない!」

と言うことですね。

 

 表向きとしましたが、別に裏があると言うわけではありません。

 もう一つの理由は私個人的な邪推も入っています。

 そのもう一つの理由は、

【そもそも身長制限を設けること自体、違憲の可能性があるから】

です。

 

【憲法14条】 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

 

 要は、人は誰でも差別されたり、不具合を生じさせられるべきではないと言うことですね。

 

 この解釈の中で、

「身長・体重等の体格による差別もダメだよね!」

と言う見解が憲法学者の中でも広がりつつあるようです。

 

 つまり、

「警察官採用時の身長制限の制度って違憲じゃない?」

と言うことですね。

 

 まだ広がりを見せている見解と言うだけで、身長制限を設けているからと言って即違憲とはなりませんが、止められない流れかと思います。

 

 

3、身長制限を排除した都道府県警一覧

「細かいことはどうでもいいから、早く身長制限がない県警を教えて」

との声が聞こえてきそうなので、では一覧を書いていきます。

 

 なお、全部の都道府県を各個調べたわけではないので、抜け等は有るかと思います。

 更に、各個調べた県警でも、具体的に身長基準を記載していない県警も排除したモノとして判断しています。

(基準が書かれていないだけで体格測定は実施しています)

 

 そのため確実な情報の保証はできません。

 最終的には自身が受験したい都道府県警察のサイトで確実に確認して下さい。

 貴方の人生ですからね。

 

※ 近年廃止予定も含む

 

◎ 長野県警察官採用試験

◎ 京都府警察官採用試験

◎ 滋賀県警察官採用試験

◎ 奈良県警察官採用試験

◎ 島根県警察官採用試験

◎ 徳島県警察官採用試験

◎ 愛媛県警察官採用試験

◎ 佐賀県警察官採用試験

◎ 熊本県警察官採用試験

◎ 大分県警察官採用試験

◎ 鹿児島県警察官採用試験

◎ 香川県警察官採用試験

◎ 新潟県警察官採用試験

◎ 鳥取県警察官採用試験

◎ 青森県警察官採用試験

◎ 宮崎県警察官採用試験

◎ 高知県警警察官採用試験

◎ 兵庫警察官採用試験

◎ 山口県警察官採用試験

◎ 三重県警察官採用試験

 

 

4、最後に

 もう一度言っておきますが、身長に基準を設けていても、それは目安なので、満たしていないからと言って即落とされると言うものではありません。

 

 どうしても就職したい県警には身長基準が設けられているとしても、それだけを理由に諦めない方が良いと思います。

 実際に基準を超えていないで警察官になっている人は知り合いにいますので。

 

 もちろん身長基準を満たしていない分だけ不利になるとか、厳しい審査をされる等もありません。

 それこそ憲法14条違反の違憲なモノになってしまいます。

 

 そんな部分で悩み、一番重要な警察官になるための努力に向ける時間や労力、やる気が削られてしまうのはとても残念なことです。

 

 警察官になれるよう、努力をして下さい。

 

 これで落ちても

「身長が足りなかったから落とされた」

等の言い訳はできなくなります。

 合否は貴方の努力次第です。

 

 

 もし今まで身長体重の基準を気にし過ぎていて、まだ採用試験の対策・勉強をしておらず、今からです!

 と言うことで、警察官採用試験対策も何をして良いのか分からない場合はこちらも併せてどうぞ。

【一日2時間、一ヶ月だけの勉強で警察官採用試験に合格した方法】

 頑張って下さい。

 

 

【記事の紹介・拡散について】

 友人やネットの掲示板等に記事を紹介してくれる方がいらっしゃるようです。

 本記事は無断でも紹介可な記事です。

 

 

 読者登録をしていただくと更新記事等が読みやすいと思いますので、是非ご検討下さい。

 

 

 これからも宜しくお願いします。