該当したら確実に職質を受ける事と対策をする上での考え方。
1、職務質問
「職質うざい!何もしてないのに、何度もされる」
こんな声をネット上ではよく見かけます。
職務質問は何か犯罪をしている疑い、又は犯罪について何か知っていると思われる者に対して質問をするものです。
今回は「任意じゃないの?」問題ではなく、違反等をしていないのに職質を何度もされる人についてお話します。
「職質は任意じゃないの?」
についてはこちらの記事をどうぞ。
職質に怒りを持つ人の多くは
「違反等をしていないのに、何で?」
って部分で怒りを持つのかなと思います。
そこで今回は、違反等をしていなくても、
「これをしていたら高確率で職質されるよ」
と言う行為を少しご紹介します。
2、車の封印を隠す
車の封印は、後ろナンバーを停めるネジの部分にあります。
このイラストで言うと、左上の大きな丸の部分です。
これはナンバープレートを勝手に外せないように、外したら復元できずに外したことが分かるようにするモノです。
手紙・封筒でも勝手に開けたら分かるように〆とか印で封印をしますよね。
これも同じです。
それを意図的に外すと言うことは、偽造ナンバーの疑いがとても強いわけです。
だから、この封印部分にペットボトルのキャップ等を被せていると高確率で職質されます。
「封印を壊しており、それを隠している」と解釈されますので。
たいていの人はそのようなモノだと知らずに、オシャレ感覚でキャップをしているようですが、職質をされたくないならやめましょう。
3、深夜に外にいる
深夜は外にいるだけで不審者として見られます。
通常深夜に外を歩き回る人はそんなにいません。
そして、深夜は侵入盗とか、終電乗り越しでの自転車盗の発生が多い時間帯です。
そのため、深夜に外にいるだけで「こいつは何やっているんだ?」と不審がられます。
深夜に出歩くのが当たり前な生活環境の人からすれば
「深夜に出歩くのなんか普通じゃん」
と思うかもしれません。
しかし、世間一般的にはそうではないんですよ。
4、自転車の元々の錠がない
自転車には元々装備されている錠がありますよね。
それがないと言うことは、理由は色々あるにせよ【破壊した】と言うことです。
無施錠の自転車がない場合、自転車盗は錠を破壊して盗みますので、元々の錠がない時点でかなり怪しいことになります。
大切な自転車で、職質もされたくないなら自転車屋さんに行ってキチンとした錠を付けてもらいましょう!
1000~3000円くらいで新品に換えてくれます。
たまに元々の錠はないままで、100均やホームセンターで売っているワイヤー式の錠を持っている人がいます。
それで職質を受けると
「錠なら持ってるじゃん!」
と主張する人がいます。
これがどれだけお門違いなことかは、ここまで読んだ貴方ならわかりますね?
重要なのは
「施錠可能かどうか?」
ではなく、
「元々の錠が設置されているかどうか?」
ですので。
5、職質を何度もされる人の特徴
もちろん一概には言えませんのであくまでも私が個人的に感じる、傾向の話をします。
その特徴とは、
【社会通念の感覚がズレている人】
だと思います。
例えば、
「深夜に出歩いているだけで不審者?そんな人幾らでもいるじゃんか」
こんな感想を持った人はいませんか?
それこそズレている証拠です。
職質を一生で一度も受けないような生活をしている普通の感覚の、普通の人にとって深夜に街中を歩きまわっているのは異常行動です。
今は大多数の人が普通と感じる感覚を社会通念と言っています。
このように、世間的には異常行動を
「それのどこが変なの?」
と感じると言うことはズレているんです。
だから職質を受けないために一番重要なことは、今回紹介したような具体的な行動ではなく、世間の一般的な感覚、社会通念を身に付ける事です。
6、最後に
いかがでしたか?
今回はちょっと情報量としては少なかったかもしれませんが、案外知らず知らずにやりがちなことを挙げてみました。
ちなみに、この情報を本物の犯人が対策をしても無駄です。
警察の捜査はこの程度の対策では関係なく看破します。
職質だけが検挙の全てではありませんしね!
あくまでもこの対策が有効なのは本当に何もしていないのに、何度も職質をされて困っている人だけです。
是非お試しあれ!
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