警察学校内の売店では何が売られているのか?
1、警察学校内の売店
警察学校内には売店があります。
基本的に警察学校内に部外者は立ち入れないので、警察関係者のみが顧客になります。
警察学校に入校すると、全寮制で、平日は外出が出来ませんので必要物品が必要な場合にはこの警察学校内の売店で買い揃えることになります。
警察官だけが顧客と言うだけあり、普通のキヨスクのような売店とは少し売られている物が違います。
ちなみに余談ですが、私が知る限りでは、警察学校内の売店は料金が割高です。
とても足元を見られている感が拭えません。
2、お菓子・ジュース、パン等
警察学校生にとっては最重要な物なので、最初に紹介します。
嗜好品のお菓子等は物凄く重要な品となります。
よっぽど菓子類が苦手でダメじゃない限りはほぼ全ての人が自身の机にお菓子を持っています。
と言うのも、他に楽しみがないからです。
一日の終わりに自分へのご褒美、明日への英気を養うために必要な物がお菓子等の嗜好品なんです。
県警の規模等によって違いはあるかもしれませんが、私が知る限りでは警察学校の食事は腹を満たす目的であり、かき込んで飲み込む物であり、味わう物ではありません。
そのため、食事は楽しみではなく、訓練の一種と言う感覚です。
特に私のようにジックリ、ゆっくり食事をする者にとっては嫌で不快な物でしかありませんでした。
そのため、食べ物として自分のペースで食べられる嗜好品は重要なんです。
ちなみに、私が何故かハマり、鉄板として買っていたお菓子は
【チョコあ~んぱん】
でした。
その影響で今でも無性に食べたくなる事が有ります。
3、日用品類
菓子などの嗜好品はなくても生活自体は出来ますが、ないと生活が不便な物と言えば日用品です。
そのため、日用品も売られています。
<箸>
警察学校の食堂に箸は教官にしか用意されていないので、生徒は箸を持参しなければなりません。
そのため、箸も売られています。
写真のように、ケース入りの箸を用意しましょう。
<シャンプー類>
警察学校の浴場にシャンプーやボディーソープ等は設置されていません。
それらも全て持参した物を使います。
そのため、これも警察学校内の購買に売られています。
<スリッパ、肌着等>
警察学校の寮内は基本的にスリッパで行動します。
そのためのスリッパです。
又、警察官は制服の下に汗吸収用に肌着を着用しています。
そのような肌着等も売店に売られています。
4、革靴の手入れ用品
警察官の制服用の靴は革靴です。
そして、全て鏡のようにピカピカに磨き上げていないと教官室に呼び出されます。
そのため、革靴を手入れする用品も売られています。
余談ですが、リキッドタイプの靴墨や艶出し剤も売られていますが、リキッドタイプや艶出し剤を使っていると呼び出されますので、買う人はいません!
それらは使用後の乾燥が激しいため、革が乾きすぎて早く割れてしまうためで、
「貸与品を大切に使え!」
と言う意味で怒られます。
油性のキチンとした靴墨で磨けるようになりましょう!
5、警察関係の本
警察学校で習う勉強は基礎です。
それよりももっと実践的で専門的なことが書かれている本も売られています。
【現場での擬律判断の事例】
【殉職者事例】
等々のような本ですね。
何故か欲しくなるんですよね。
別に読まないのに。
6、警察用品色々
警察官の装備の付属品や小道具類も売られています。
例えば、
◎、警察官用に開発された特殊な朱肉付の印鑑ケース
◎、革帯止め
◎、出動服のベルト
◎、階級章を止める裏ネジ
◎、警笛を繋ぐチェーン
◎、制帽用の雨具
等々。
革帯止めに関してはこちらの記事を確認下さい。
写真付きで紹介しています。
7、最後に
今回紹介した商品はあくまで私が独断と偏見で抜粋した一部です。
細かい物も言い出したらもっと沢山色々と売られています。
キヨスクのような一般的な売店との一番の大きな違いはやはり、警察関係の本や装備の備品が売られている事かと思います。
また余談ですが、警察関係のモノでも基本的には自腹で購入した商品に関しては退職時にも返納はしないで大丈夫です。
後に記事を作成予定ですが、鑑識官が作業着の下に着ている鑑識のロゴ入りTシャツ・トレーナー等は貸与品ではなく自腹購入品なので、没収されません。
警察に憧れている人は、この売店で買い物をすることを楽しみにモチベーションを高めるのも一つの手段かもしれませんね!
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