免許センター周辺にある裏校を警察はどう思っているのか?
- 1、裏校
- 2、何で当日の問題がわかるの?
- <普通の試験>
- <プール制>
- 3、警察は裏校をどう思っているの?
- <取り締まりは出来ないの?>
- <警察はどう思っているの?>
- 4、最後に
- 【記事の紹介・拡散について】
1、裏校
裏校と聞いてもピンと来ない人もいるかと思います。
そのような人は恐らく、
◎、まだ免許を取得していない
◎、勧誘等が大嫌いな真面目な人
◎、埼玉県人(埼玉では裏校と呼ばず、ウルトラとか合格堂と呼びます)
くらいかと思います。
裏校とは何か?と言うと、簡単に言うと
【当日出題されると思われる筆記試験の問題と解答を聞く事が出来る教室】
です。
2、何で当日の問題がわかるの?
<普通の試験>
試験と聞くと大学入試とか国家資格試験等を思い浮かべる人が多いと思います。
正直受験生としたら、
「大学入試試験や国家資格試験等で裏校が欲しい」
と考えると思います。
しかし、これらの試験会場周辺に裏校のような教室は存在しません。
その理由は恐らく試験の形式にあります。
大学入試や国家資格試験等の周辺に裏校がない理由は、過去と同じ問題は一切出ないことが理由かと思います。
大学入試等の試験は視点を変えたり、数字を変えたり、出題形式を変えたりして毎年違う問題が出ます。
受験生の知識だけではなく、考察や理解度まで求めるためですね。
<プール制>
では一方の免許試験はどうでしょうか?
あまり詳細は言えませんが、当日の試験問題と回答が知れる理由は、免許試験のプール制にあると思います。
試験のプール制とは、同じ問題を何度も出す試験のことですね。
免許の試験は、最低限知っておかなければならない知識を問う試験です。
つまり
「運転をするなら、これは知っておいて下さい」
を確認する試験と言うことですね。
そのため、どうしても同じ問題になってしまいます。
それに、受験生にキチンと知識を持って欲しいための試験ですから、視点を変えたり、内容を変えたり、数字を変える必要性がないんですね。
変える必要がないと言うより、そんなコロコロ変えていたら、受験生は適切な知識を間違えて覚えてしまうかもしれません。
それでは、
「適切な知識を身に付けて欲しい」
と言う試験の目的が達せられなくなり得ますからね。
だから、
「今日はこの問題が出る」
を予測しているわけですね。
私も免許センター経験がないので出題傾向は知らないのですが、恐らく何かしら
「今日はこれを出す」
の傾向があり、裏校はそれを察知しているんでしょうね。
3、警察は裏校をどう思っているの?
<取り締まりは出来ないの?>
免許センターの最寄り駅に朝降りたことのある人なら分かると思いますが、朝から大声で案内していますので、当然警察も存在を把握しています。
ただ、先に言ったように裏校がやっているのは裏取引等ではなく予想です。
つまりいわゆる予想屋ですので、中々違法とは言えません。
予想が違法なら、競馬の予想屋とか、下手をしたら出版社の試験予想問題集も違法になっちゃいますからね。
中々取り締まりは難しいところですね。
<警察はどう思っているの?>
免許センターの最寄り駅前にある交番の警察官は正直迷惑しています。
だって早朝から
「免許受験生はこちらです!」
といきなり大声を出されるんですから、正直
「静かにしろ!うるせぇ!」
と思っています。
警視庁鮫洲の裏校はそれほどまで過激だとは感じたことはありませんが、埼玉県鴻巣駅前は酷い(酷かった)ですね。
駅前開発で多少落ち着きましたが、昔はウルトラ教室と言う裏校と、合格堂と言う裏校が対立していたので、毎朝一触即発状態でした。
片方が分裂して派生した裏校なので、敵対しており、たまに暴力抗争にまで発展していましたからね。
そのため埼玉県鴻巣市の裏校だけは、警察官は検挙目的で監視と言う趣旨で見ていました。
その関係で鴻巣駅前交番の警察官は仮眠時間を削られます。
更に、交番前は裏校受験生の列で塞がれ、交番内をジロジロ見られる仕打ちを受けます。
これでイライラしない方が不思議ですよね?
だから埼玉県の警察官は基本的に裏校を不快な感情で見ています。
落ち着いた今は知りませんが。
4、最後に
違法ではないとは言え、裏校と呼ばれるだけあって、受講して合格しても誇れるものではないのは確かです。
そして、今までキチンと勉強して免許試験に臨む人にとっては不要なものです。
つまり裏校受講の列に並んでいるだけで
「私は免許のために勉強なんてしていませんよ。サボってきましたよ!舐めてるでしょ?でも免許は欲しいんですよねぇ~」
と周辺の人達に告知しているようなものです。
実際周辺で見ている人達の多くはそのように見ていますので、冷ややかです。
受講することがダメとは言いませんが、キチンと自力で取得した方が後ろめたさもないでしょうし、自信に繋がると思います。
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